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  1. シニア犬用ドッグフードの特徴と選び方
  2. 愛犬にぴったりなドッグフードの選び方
  3. ドッグフードの切り替え方法と注意点
  4. ドッグフードで注意すべき原材料
  5. 愛犬に必要なドッグフードの栄養素
  6. 初めて飼ったら覚えておきたい!ドッグフードの種類と特徴
  7. あれもダメなの!?意外と身近にある犬に危険な食べ物
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愛犬にぴったりなドッグフードの選び方

ドッグフードは、今や何百という種類が販売されており、機能的な面からもさまざまな栄養的な工夫がなされています。しかしその一方で、ドッグフードに対する法整備がほとんどなされていなかった昔ほどではないにしろ、未だに粗悪なドッグフードが売られているのもまた事実です。今回は、あなたの犬にあったドッグフードを選ぶために気をつけてあげたいポイントをご紹介させていただきます。

ドッグフードの選び方をご紹介するにあたり、「最低限チェックしたいポイント」と「より健康的に暮らすためにチェックしたいポイント」の二つに分けてその選び方をご説明します。

ドッグフード選びで最低限チェックしたいポイント

ペットショップやホームセンターには、実に何十種類ものドッグフートが販売されています。主食としてドッグフードを選ぶにあたって、最低限チェックしたいポイントは、「総合栄養食であるかどうか」、「ペットフード公正取引協議会の定める基準を満たしているかどうか」、「ライフステージにあったドッグフードを選ぶ」の三点です。

ドッグフードが総合栄養食かを確認

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ドッグフードはその目的によって、総合栄養食、間食、その他の目的食に分類されます。

総合栄養食は、基本的にはそのフードとお水だけで犬の栄養が満たされるフードのことです。つまり、主食として安全に食べさせることができるフードです。

間食は主におやつとして使われるもので、その他の目的食は、トッピングなどに使われるもので、動物病院で処方される療法食の一部も含まれることがあります(療法食の多くは、総合栄養食として食べさせることができます)。つまり、間食やその他の目的食は、そのフード単独では犬の栄養を満たすことができないため、主食として適さないものです。

ドッグフードを選ぶときは、必ず最初に「総合栄養食」の表記があるかどうかを確かめるようにしてください。

ペットフード公正取引協議会の基準を満たしているかを確認

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ペットフード公正取引協議会は、上記の「総合栄養食」を定めたりする機関で、ドッグフード(及びキャットフード)の栄養基準をチェックしています。

総合栄養食のほとんどには「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」あるいは「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。」という表記がなされていますので、これも必ず確認するようにしてください。

分析試験というのは、ドッグフード自体を栄養学的に分析し、実際に必要な栄養素が入っているかどうかを確かめる試験です。給与試験は、ドッグフードを一定期間、犬に実際に食べさせて、健康上に問題が出ないかどうかを確認する試験です。

実際に犬に異常が出ないかどうかを確認する「給与試験」を行ったドッグフードの方が、より安心して食べさせることができるのですが、給与試験は分析試験と比べ、はるかにコストがかかります。その分、ドッグフードの価格が高くなってしまうという面もあります。

ライフステージにあったドッグフードを選ぶ

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犬に限らず、赤ちゃんの時や成長期、大人、高齢期の各ライフステージによって、必要な栄養量が異なることがわかっています。そのため、それぞれのステージにあった種類のドッグフードを食べさせることが重要です。

特に離乳期から大人(だいたい1歳くらい)になるまでの間の栄養摂取に偏りが生じると、骨格や関節の成長に問題が生じることがあるため、特に注意が必要です。

参考:シニア犬用ドッグフードの特徴と選び方

健康的に暮らすために気をつけたいポイント

ドッグフードはペットフード公正取引協議会によって、かなり安全に食べさせることができる、非常に優れた食べ物です。

しかし、ペットフードはまだまだ法律的な規制も十分ではなく、また栄養学自体も日進月歩で発展している学問ですので、ドッグフードの中には、一見総合栄養食と表記されていても、粗悪なものや、あるいはより新しい栄養学に基づいたフードなども販売されています。

ここでは、犬がより健康的に暮らすために気をつけたいポイントについてお伝えします。

動物性たんぱく質と価格をチェックする

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犬は一般的に雑食と考えられていますが、実は肉食動物です。野菜なども多少は消化できますが、人間と比べるとかなり肉食動物寄りですので、ドッグフードもなるべく動物性たんぱく質が豊富なものを選んであげましょう。

どのように動物性たんぱく質が豊富なドッグフードを選べば良いのか?

実は動物性たんぱく質が豊富なドッグフード簡単に調べることができます。ドッグフードのパッケージには必ず原材料が表記されているのですが、この原材料表記、実は使われている量が多い順に記載されています。原材料の一番目に鶏肉などの動物性たんぱく質の原材料が表記されているものを選んでいただければ大丈夫です。

ここで注意していただきたい点があります。

安すぎる動物性たんぱく質が豊富な商品には注意

動物性たんぱく質が豊富なドッグフードはどうしても植物性たんぱく質が豊富なドッグフードよりも高価になります。動物性たんぱく質が豊富なドッグフードであっても、価格が安いものに関しては注意が必要です。

例えば、動物性たんぱく質でも、病死した動物のお肉など、海外では3Dミートや4Dミートと呼ばれ、人間用では廃棄されるような肉を使っている可能性があり、健康上問題になる可能性があります。

どれくらいの価格を選べば良いのか?

どれくらいの価格を選べば良いのかについては非常に難しいところです。

ドッグフードも他の商品と同様に、その価格には原材料や製造コスト以外に、宣伝広告費や輸送費なども含まれるため、一概に高ければ安全とも言い切ることができません。しかし、動物性たんぱく質云々以前の問題として、1kgあたり1000円を切るようなドッグフードは安すぎると考えても良いでしょう。

肉副産物や肉粉にも注意が必要

動物性たんぱく質の表記として鶏肉や牛肉など「肉」とあるものは筋肉(私たちが普段口にするお肉のことです)ですが、「肉副産物」は骨や内臓のことで、「肉粉」は乾燥され粉末状に加工されたお肉のことをさします。

肉副産物や肉粉はコストを抑えるには良い原材料なのですが、加工の過程で様々な処理をされ、もはや動物性たんぱく質とは言い難い成分に変性してしまっている可能性もあるため、注意が必要です。

グレインフリーのドッグフードを選ぶ

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前述の通り、犬は肉食動物ですので、植物性の食べ物の消化が上手ではありません。植物性の食べ物の中でも植物性たんぱく質に含まれるグルテンなどは消化されず、犬の中にはそれが原因でお腹を壊してしまうケースもあります。

もちろん、見た目にはグルテンを食べていてもなんともない犬もたくさんいますが、目に見えないレベルの負担を考えると、グレインフリーのドッグフードを選んであげた方が無難だと思われます。

グレインとは穀物のことでグレインフリーとは言葉の通り穀物不使用の状態を意味します。品質にこだわったプレミアムドッグフードには穀物不使用のドッグフードがあります。

犬のサイズ別ドッグフードをチェックする

ドッグフードの中でもほとんどの飼い主さんが使用している「ドライフード」は保存性を高めるために水分をギリギリまでなくしています。その分消化が悪くなっています。

大型犬は消化性が高いドッグフード

一般的に大型犬は、中型犬や小型犬に比べて、消化機能が弱く、お腹を壊しやすいと考えられています。そのため、大型犬は消化不良による下痢などを起こしやすく、フード選びに苦慮することがあります。最近の大型犬用のドライフードには、消化性を考慮したものもありますので、大型犬には消化性が良いドッグフードを選んであげるのも良いでしょう。

小型犬には小粒タイプのドッグフード

小型犬の中には、粒の大きなドライフードであっても丸呑みしてしまう子もいます。やはり丸呑みしてしまうと消化性が悪くなります。フードを丸のみしてしまう小型犬には、小型犬用の小粒タイプのものを選び、少しでも胃腸への負担を減らしてあげるのも良いでしょう。

ドッグフードの特徴をチェックする

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ドッグフードの中には、ダックスフント用やチワワ用といった犬種別のものや、アレルギー対応、肥満犬用といった犬の状態に合わせた商品があります。

犬種別のドッグフードは、犬種によって発生しやすい病気に配慮した栄養成分を強化した商品です。またアレルギーケアの商品であれば、アレルギーになりやすい原材料を含まないもの。肥満犬用のドッグフードは、カロリーを減らしたりしたドッグフードです。

犬種や実際の健康状態によってこういったドッグフードを使い分けてあげることも良いことだと思います。

しかし、これらのドッグフードを実際に使っても、十分な効果が得られないケースもあります。可能であれば、かかりつけの動物病院などで相談しながら使われることをお勧めします。

ドッグフードの添加物をチェックする

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ドッグフードは、犬の栄養を十分に満たすように配慮されて作られています。その一方で、人間が手軽に与えられる、という面も考慮されて作られています。そのため、ドッグフードの保存性を高めることも非常に大切なことなので、どうしても保存料などの添加物を使う必要があります。

保存料などの添加物が少ないものを選ぼう

添加物といっても、犬への負担を十分に考慮して配合されているものがほとんどなのですが、中には実際の私自身の診療の中で、それらが体の負担になっていると思われる犬を診察することもあり、必ずしもすべての犬にとって安全とは言い切れないところもあります。

また近年の栄養学の発展により、添加物の体への負担が、これまで考えられていた以上に大きいのではという考え方も出てきており、個人的にはなるべく添加物の少ないものを選んであげた方が良いのでは、と考えています。

また、添加物をチェックする上で注意していただきたいのは、「天然成分」といった一見、安全そうに表現された添加物もありますが、一概に天然由来のものが安全であるとは言い切れないため注意が必要です。

保存料不使用は品質劣化に注意しよう

その一方で、あまりに添加物を嫌うあまり、ドッグフード自体の品質が劣化してしまい、余計に犬の体に負担をかけてしまうケースもありますので、ドッグフードを使用する以上、添加物を注意しすぎるのも問題かもしれません。特に、割安だからといって、大袋のドッグフードを購入すると、開封後の日数が経過するにつれて酸化が進んでしまい、品質が劣化することが多いです。一般的なドライフードであれば、1ヶ月以内に食べきれるサイズのものを購入することも大切です。

実際に食べさせて、合っているかどうかをチェックする

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ドッグフードは、昔に比べれば、品質が改善されていることはもちろん、原材料の表記など、情報開示なども随分となされるようになりましたので、かなり安全なものを選ぶことができるようになりました。

しかし、栄養学は今現在においても日進月歩で発展しています。つまり、ドッグフードは以前よりもかなり良いものになってはいるのですが、やはりパーフェクトなものではありません。

ですので、実際にその犬にとって、良いフードなのかどうかは、実際に食べさせてみて、犬の状態を確認してあげることで、初めて良し悪しを評価することができます。

犬の状態を細かく確認するには、やはり動物病院での健康診断などを受けるのが一番ですが、ご自宅でも、体重、体型、毛艶、体臭や涙やけ、ウンチの状態(量、色、固さ、匂いなど)、活動性などでチェックすることは可能です。

クオリティの高いドッグフードを選ぶことで満足するのではなく、必ず犬自身の状態を確認するようにしてあげてください。

まとめ

犬は自分で健康状態を口にすることができません。犬の健康を守ってあげるのは一緒に暮らす人間の大切な役割です。そして健康を守るための第一歩が「食事」であり、犬の場合はドッグフードです。ドッグフードは、きちんとポイントをチェックして選んであげることで、犬の健康状態をずっとよくしてくれます。まずは今回ご紹介させていただいたドッグフード選びのポイントをご活用いただき、より良いものを選んであげてくださいね。

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