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フードローテーションの目的とメリット

近年、同じドッグフードを食べさせ続けるのではなく、いくつかのドッグフードを定期的に変えながら食べさせる「フードローテーション」を行う飼い主の方が増えています。

フードローテーションは、犬にとってメリットがあるように考えられていますが、実はまだまだ十分な獣医学的な根拠が乏しいのが現実です。そこで今回は、フードローテーションをなぜ行うのか、またどのように行うのか、について私自身の考えも踏まえながらお伝えしたいと思います。

フードローテーションの目的とメリット

フードローテーションは、ネットでも多くの方が実践報告をアップしているのですが、やはりメリット、デメリット共に十分な根拠がなく、本当に良いものなのかどうかの判断が難しいです。

今のところは科学的根拠がはっきりしていないため、メリットに対しての明確な答えは存在しません。ただ、私個人の考えでは、フードローテーションはいくつかの目的で「あり」だと思っています。

フードローテーションにより栄養の偏りを減らす

一つは、栄養の偏りを少しでも減らすためです。現在のドッグフードは、栄養学的には各栄養成分は十分満たされています。しかし、それが本当に犬の体に吸収されているかはわかりません。

例えば、人間の場合、同じカルシウムでも、牛乳のカルシウムは比較的吸収されますが、貝殻のカルシウムはほとんど吸収されません。このように同じ栄養成分でも、実際にどれだけ体に吸収されるかは、原材料によって異なるのです。

しかも、犬が実際にどれだけ栄養を吸収できているのかを確かめるのは、非常に難しいため、栄養不良が起きていても、気づくのが遅れがちになります。そのため、一つのドッグフードを食べさせ続けるよりも、フードローテーションのように、いくつかのフードを用いた方が、栄養の偏りが生じるリスクが少ないと考えます。

体調を見ながら適切なフードを与えられる

そしてもう一つの理由が、同じ犬でも日ごと、あるいは季節ごとに体調が変化するため、そのときどきで適切な食事内容が異なると思われるからです。そのため、やはり同じドッグフードにこだわるよりは、ローテーションで体調を見ながら選んであげたほうが良いと思います。

ただし、よく「アレルギー予防のためにローテーションさせる」ということを耳にしますが、残念ながら、ローテーションさせることでアレルギー予防になるというデータはありませんし、私自身の経験からも予防効果は乏しいように思います。

フードローテーションの方法

フードローテーションは具体的にはどのように行うのが良いのでしょうか。

多くは2〜3週間ごとにローテーションさせていくことが多いようですが、ドッグフードでローテーションさせる場合は、開封後の品質を考慮して、1袋ごとにローテーションさせるのが良いと思います。

毎日異なるフードを用いる場合は、排便状況などの体調の変化が、フードによるものなのか、体調不良によるものなのかを判断しづらくなるため、ある程度の期間は同じフードを使った方が良いでしょう。

ローテーションさせるドッグフードの選び方

どのようなドッグフードを選ぶか、ということに関しても明確な基準はありませんが、異なる動物性タンパク質を用いたドッグフードを3種類ほどローテーションさせるのが良いとは思います。

重要なのは、実際に食べている犬の健康状態をまめにチェックしながら、それぞれのドッグフードの相性を確かめることです。そして、相性の問題のないドッグフードを数種類選んであげることで、より体の負担の少ないローテーションが組めると思います。

フードローテーション時に注意すべきこと

療法食を食べている場合は動物病院で相談しましょう

フードローテーションを行うにあたり、特定の療法食を食べている犬や、お腹を壊しやすい犬などは、必ず動物病院で相談するようにしてください。

一度の食事に複数種類を混ぜない

ローテーションではなく、一度の食事で数種類のドッグフードを混ぜる方がいますが、一度にたくさんの原材料を取りすぎると、消化の負担になりやすいため、やはりローテーションの方が良いでしょう。

酸化などの品質劣化に気を付ける

ドッグフードは開封するとどんどんと劣化します。ローテーションさせる場合は、必ず品質が劣化しないように、小さい袋にするなど、品質管理には注意が必要です。

まとめ

フードローテーションは、あなたの犬に合うドッグフードが見つかれば、手軽に取り入れることができる食事方法です。

健康な犬であれば、良質なドッグフードを使うことで、ローテーションのデメリットはほとんどありませんので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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