マルチーズにおすすめのドッグフード
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我が家のマルチーズがこれまで上げていたフードの食いつきが悪くなった。ライフステージが変わったのでフードの切り替えを考えているというマルチーズの飼い主さんのために、マルチーズのフードの選び方、おすすめのドッグフードを紹介します。
マルチーズの特徴とフードの重要性
マルチーズは涙やけなど日常生活での問題点の他に、アレルギー性皮膚炎などの皮膚のトラブルも多く見られる犬種です。
皮膚は食べ物から摂取される栄養の30%以上を代謝します。そのため、皮膚のコンディションを維持させるのに良質なドッグフードは欠かせません。
ではマルチーズにとって良質なドッグフードとはどのようなものでしょうか?
マルチーズに適したフードの選び方
まずは『総合栄養食』であることはもちろんですが、原材料はなるべく動物性タンパク質を多く使っているものにしましょう。
ポイント1:良質な動物性タンパク質を使用
ドッグフードのパッケージに書かれてある原材料は使用量の多い順に記載されていますので、動物性タンパク質(チキンやラム肉など)が最初に書かれてあるものがお勧めです。
ただし、『ミール』や『肉粉』というものは、品質が不明ですので注意が必要です。
ポイント2:不要な添加物を使用していない
さらには使用されている添加物もなるべく注意したいところです。ドッグフードはその性質上、添加物なしでは作ることができません。
使用される添加物も基本的には安全な量とされていますが、複数の添加物が配合されている場合、それらの相互作用についてはほとんどわかっていないため、不要な添加物を使用していないフードをお勧めします。
特に合成保存料、合成着色料、発色剤などは、ドッグフードには基本的に不要ですので、これらが入っていないフードを最低限として選んであげてください。
食いつきが良いだけのドッグフードは要注意
また、マルチーズの中にはドッグフードの食いつきが良くないワンちゃんも多く、『食いつきの良さ』をフード選びの基準にされる方もいますが、決して食いつきが良い=良質なドッグフードとは言えません。
中には合成添加物を用いて食いつきの良さを引き出しているドッグフードもありますので注意が必要です。
マルチーズにおすすめのドッグフード
マルチーズは小型犬の一種で、一般的な成犬で2~3Kgという小型犬の中でも小さい部類です。そんな小型犬であるマルチーズにおすすめしたいドッグフードを紹介します。
ブッチドッグフード(食いつき抜群ウェットフード)
一般的なドライフードの食いつきが悪くもっと食べてくれるドッグフードはないものかとお悩みの方は一度お試しいただきたいのがブッチです。
水分量が多いタイプのフードのため風味がよく、ドライフードを好まない愛犬でも楽しんでもらえるフードです。
モグワンドッグフード(穀物アレルギーOK)
ドライフードの原材料や製造工程が不安で出来れば手作りのドッグフードを与えたいと思っている方に適しているのがモグワンです。
モグワンは手作りフードのレシピを元に製造されたドッグフードで安心して与えられます。トウモロコシや小麦などの穀物不使用のドッグフードなのでトウモロコシにアレルギーがある愛犬でも食べられるフードです。
○ 穀物不使用ですので犬の食性にもぴったりなフード
○ 動物性タンパク質『チキンとサーモン』を豊富に使用
△ 添加物が少ないので食いつきが悪いこともあるかも
カナガンドッグフード(良質なドライフード)
イギリスで人気のドライフードの一つでお肉などの動物性タンパクが50%以上使用して作られてるのがカナガンです。
通販のみの販売なので店舗での取り扱いはありませんが、インターネットで人気のフードです。公式サイトでは定期購入制度もあり、頻度や個数を自由に設定できるため買い忘れがなく便利です。
ナウフレッシュスモールブリード(良質で店舗で買える)
カナガンやモグワンと同様に良質なお肉をふんだんに使用し、トウモロコシなどの穀物が不使用なのがナウフレッシュです。
ペットショップなどの店舗での取り扱いがあり、パッケージサイズも複数あるため小型犬の多頭飼いの方にうれしい大入りサイズもあります。
獣医さんに聞きました!マルチーズのドッグフードQ&A
Q.マルチーズの涙やけにはフードを変更するべきでしょうか?
マルチーズの涙やけの原因は大きく分けて3つあります。『涙の量』『涙の質』『鼻涙管のつまり』です。
その中で、涙の質に関しては、ドッグフードが大きく関係しますので、フードを変えることで改善する可能性があります。
涙の成分は、水や塩分などのミネラルの他に、『脂質』つまり油の成分も含まれています。
この脂質成分は空気に触れることで酸化し、その酸化によって毛を変色させてしまい、涙やけを引き起こすことがわかっています。
この脂質はドッグフードの影響を受けるのですが、どのフードが涙やけに良いのかは、マルチーズ一頭一頭で異なりますので、それぞれのマルチーズに合うフードを探す必要があります。
あなたのマルチーズの涙やけの原因が、涙の量や鼻涙管のつまりではなく、涙の質によるものであれば、良質なドッグフードを何種類か試してみることをお勧めします。
Q.マルチーズのフードの量はどれくらい与えるべきでしょうか?
ドッグフードの適正量の目安は、カロリー計算に基づいて、ほとんどがドッグフードのラベルに記載されています。
体重ごとに基準量が設定されていますので、体重測定を行い1日に食べさせる量を決めるようにしましょう。
しかし、ドッグフードの適正量はマルチーズそれぞれで異なります。同じ体重でも太りやすいマルチーズもいれば、逆に痩せてしまうマルチーズもいます。
ですので、ラベルに書かれてある目安の量を鵜呑みにするのではなく、こまめに体重や体型をチェックしながら、フードの量を調整してあげることが重要です。
また、子犬の場合は日々どんどんと成長し、体重もどんどん増えていきます。できれば毎日、最低でも週に2回は体重をチェックして、食べさせるフードの量もしっかりと増やすようにしましょう。
Q.マルチーズ専用のドッグフードは一般用のフードより良いのでしょうか?
個人的には、マルチーズ専用のドッグフードよりは、一般的な良質なドッグフードをお勧めします。
マルチーズ専用のドッグフードには、被毛を良好に保つ成分などが強化されているものが多いのですが、タンパク質の品質や合成添加物の使用において気になる点が多いものが多く見られます。
そのため、マルチーズに特別な栄養成分を配合するよりも、まずはドッグフード自体が高品質であることを優先させてあげたいところです。
良質な動物性タンパク質をしっかりと使っているかどうか、着色料や合成酸化防止剤など余計な添加物が使われていないかどうか、これらをクリアした上で、よりその子それぞれにあったフードを選んであげるべきだと考えています。
私の経験上、このようにして選んだドッグフードは、ほとんどがマルチーズ専用でなくても何の問題もなく食べさせることができます。
逆にマルチーズ専用という言葉にとらわれ過ぎて、涙やけや体臭がいまいちなのに使い続けてしまうケースもありますので、注意が必要です。