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ミニチュアダックスフンドにおすすめのドッグフード

※本ページはプロモーションが含まれています。

胴長短足として知られるミニチュアダックスフンドは大変人気の種類です。被毛の長さから3種類のタイプに分けられ、それぞれ性格の特徴が異なりますが、どのタイプも好奇心旺盛で勇敢な性格をしています。もともと狩猟犬として活躍していたため、大きな声でよく吠える犬種でもあり飼い主の悩みになる事もあります。

犬を飼い始めて始めに購入するのがドッグフードではないでしょうか。ミニチュアダックスフンドは人気の犬種なため、専用のフードも様々なメーカーが出しており、全犬種に対応したフードも合わせると膨大な選択肢になります。少しでも選択肢を絞るために、原材料や成分表に注目してみてください。

ミニチュアダックスフンドに適切なドッグフードの選び方

ミニチュアダックスフンドは、身体的特徴から「椎間板ヘルニア」には注意が必要とされています。

椎間板ヘルニアとは?

体を支える働きを持つ背骨は椎体という骨が連なり合って出来ており、椎体と椎体の間にクッションとして椎間板があります。この椎間板が突出する事を椎間板ヘルニアといいます。突出した椎間板は、椎体の真ん中に通っている「脊髄」を圧迫します。脊髄には神経がいくつも出入りしており、圧迫されると神経伝達が上手く行われずに神経症状を引き起こします。

ミニチュアダックスフンドが注意したい椎間板ヘルニア

椎間板は中央にある「髄核」とその周りを囲っている「繊維輪」で構成されており、椎間板ヘルニアは、髄核が繊維輪を突き破り突出する1型と、繊維輪ごと突出する2型の2種類存在します。

ミニチュアダックスフンドが罹りやすいのはタイプ1型で、タイプ2型と違い突然発症します。タイプ1型の椎間板ヘルニアの原因には、肥満や過度な運動、高い所からの飛び降りなどがあります。

そのうち肥満に関してはドッグフードを工夫することで体重維持をすることができます。肥満は関節症や心臓病、糖尿病などの要因にもなることがあるため、体重維持に配慮してあげましょう。

ドッグフードの選び方

肥満防止やダイエットなどの名前で売られているフードはフードのキャッチコピーや名前だけでなく、原材料や成分表を見て肥満防止に向いているかを判断できると選択肢の幅を広げる事が出来ます。人と同じで高カロリーのフードを与えると肥満になりやすくなるため、低カロリーフードがオススメです。

減量目的のフードであれば300kcal/100g、体重維持としては350kcal/100g程度のカロリー含有量を目安として考えましょう。また水分を含んだフードは満足感が得やすく、フードの量に対してカロリーが少ない傾向にあります。

水分が多く含まれるフードは消化吸収が効率よく、胃腸への負担が少ない特徴があります。ただし、水分が多く含まれるウェットタイプやセミモイストタイプなどは腐敗しやすくドライタイプに比べ賞味期限が短く設定されています。

ミニチュアダックスフンドにおすすめのドッグフード3選

NOW FRESH「グレインフリー シニア&ウェイトマネジメント 」

NOW FRESHはブランド名の通り、新鮮な食材のみを使用したフレッシュドライフードで、少量をたっぷりの時間をかけて低温(90℃)で調理する新鮮な素材の力を最大限に引き出せるSCSB製法で作られています。消化しづらいと言われている穀物を一切使用しないグレインフリーのドッグフードです。

この製品はタンパク質源としてターキーやダック、サーモンのみを使用しています。100gあたりのカロリーは325.2kcalです。

LOTUS「アダルト・ラムレシピ 」

LOTUSは自然界にある健康に良い食材をバランス良く配合したドッグフードで、オーブンを使って低温でゆっくりと熱を加える事で食材のおいしさを1粒に凝縮できるオーブンベイク製法で作られています。この製品は低アレルゲンとして人気のラム肉を主原料としており、プロバイオティクスやグルコサミン、コンドロイチンを配合しています。ラム肉は融点が高いのが特徴で脂肪が吸収されにくくヘルシーなお肉です。100gあたりのカロリーは357.5kcalです。

BARFダイエット「カンガルー バーフダイエット 」

BARFダイエットは生食に注目し上質な肉をメインに骨や内臓、野菜、果物を加えたバランスの良いフードで、冷凍加工することにより栄養分と風味を閉じ込めました。加熱処理すると死滅してしまう酵素などの栄養素も摂取する事が出来ます。このフードは高タンパク、低脂肪、低コレステロールが特徴なカンガルーの肉を使用しています。100gあたりのカロリーは145kcalです。

【獣医さんに聞きました】ダックスのドッグフードQA

Q:子犬のミニチュアダックスフンドにはどんなフードを選ぶべきでしょうか?

ミニチュアダックスフンドは小型犬に分類されますが、小型犬は子犬の時期の消化機能が未熟なため、ドライフードを十分に消化できないこともあります。ですので、ドライフードを使用するにしても、できるだけ消化性の良いフードを選んであげるようにしましょう。

また、子犬の時期は発育に応じて十分なカロリーが必要なだけでなく、タンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルも成犬と必要量は異なります。ですので、必ずパピー用の総合栄養食を選ぶようにしてください。

また、食べさせる際も、一度にたくさんの量を食べると消化不良を起こしやすいので、必要な一日量を3〜5回に分けて食べさせるようにし、ドライフードもぬるま湯で十分ふやかしてあげてください。

ちなみにふやかす際に熱湯を使用すると、水溶性ビタミンなどが壊れてしまいますので、必ず人肌程度のぬるま湯を使用してください。

また、ミニチュアダックスフンドは成犬になるのは1歳くらいと考えれていますので、それまではパピー用フードを与える方もいらっしゃいますが、ミニチュアダックスフンドは食欲が非常に旺盛なため、パピー用フードだと肥満になることがあります。

ですので、成長と体重、体型を考慮して、成犬用フードに切り替える時期を考えるようにしましょう。

Q:シニアのミニチュアダックスフンドにはどんなフードを選ぶべきでしょうか?

ミニチュアダックスフンドはシニアになると、他の小型犬と同様に、代謝が落ちたり、心臓や腎臓の機能が落ちてきます。また特定の腫瘍なども見られやすい犬種ですので、そういったものを考慮したシニア用フードに切り替えることも良いかもしれません。

しかし、シニア用フードもまずはドッグフード自体の品質が十分良いものかどうかを判断するようにしてください。その上であなたのミニチュアダックスフンドが実際、どの程度シニアとして体の機能低下が認められているのか、日常生活や動物病院での健康診断を受けて確認し、それに合わせたフードを選ぶようにしましょう。ただし、中には療法食が適しているケースもあります。

シニアになると様々な病気が隠れていることもありますし、療法食も日進月歩で改善されていますので、かかりつけの獣医師と相談しながらシニアフードを検討することをお勧めします。

給餌量

肥満を防止するには適切な食事量を与える事も大切です。適切な食事量は、体重による必要カロリーの計算を行いフードに含まれるカロリー量と照らし合せる事で調べる事ができます。

必要カロリーの計算方法

必要カロリーの計算式は70×体重(kg)の0.75乗×係数(身体活動レベル)で、係数はライフステージなどにより変化します。ミニチュアダックスフンドの平均体重は骨格などによって個体差がありますが、オス・メス共にイメージ体重は4.5~4.8㎏です。

例えば4.5kgの避妊済みのメス犬の場合、係数は「1.6」ですので必要カロリーは347kcalとなります。肥満気味の子の場合は、理想体重でカロリー計算を行うといいですよ。肥満の子は一気に体重を落とそうとせず、1週間で体重の0.5~1.5%までの減量に留めましょう。

適切な量

必要カロリーが求まったら、フードに含まれるカロリー数を調べます。パッケージに記載されている成分表にカロリーの項目があります。

NOW FRESH「グレインフリー シニア&ウェイトマネジメント 」の場合、100gが325.2kcalです。このフードを先ほどの4.5kgの犬に与える場合、1日の量は107gです。(一日のカロリー×100÷フードのカロリー)

4ヶ月未満の子犬は1日4回、4ヶ月以上は1日2回に分けてフードを与えるのが理想です。1日の量を回数で割って与えてください。

以上の計算により理想的なフードの量を与える事が出来ますが、最終的な判断は愛犬の排便の状態で行います。軟便の場合はフードの量が多い、逆に硬便(排便時に力んでいる)の場合は少ない可能性があります。愛犬の様子を見て、理想量を増やしたり減らしたりして下さい。

生後4~5ヶ月頃になると脂肪細胞が活発に発達しはじめるため、この時期に必要以上のカロリーを摂取すると脂肪細胞が異常に増殖してしまいます。一度増えた肥満細胞の数は減らす事が出来ないため、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。成長期といえども必要以上のカロリーを与えないようにして下さい。

ご飯を食べない場合の対処方法

減量用やダイエット用などのフードは、食いつきが悪く食べなくなる場合があります。ダイエットのためといえども、まったく食べないと必要エネルギーを摂取する事ができなく体が弱ってしまいます。フードにトッピングをプラスして対処してみるのも良いでしょう。

トッピングだけ食べる場合は、パウダータイプなど満遍なく混ぜる事のできる種類を選びましょう。せっかくの肥満防止のフードなのにトッピングで必要カロリー以上に与えてしまうなんて事にならないよう、トッピングの量は摂取カロリーの1割程度まででその分ご飯を減らすようにして下さい。

またフードをふやかすと匂いが高まり嗜好性がアップします。肉や野菜などで出汁をとったスープでふやかすとさらに良いです。

愛犬が健康で長生きするためにも、いいものをおいしく食べる事が大切です。フードの選択はその第一歩で、選択肢も多くあります。愛犬の食いつき具合も考慮しながらいいものを選んで下さい。

 

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Myドッグフード管理人のmopです。 Myドッグフードは獣医師さん、ペットフードアドバイザー、愛犬家と作る「愛犬のご飯」をテーマにした情報サイトです。 愛犬家でもある管理人が展示会やペットショップで仕入れた最新情報やドッグフード毎の悪評や口コミを紹介します。他にも色んな犬種の飼い主さんにインタビューさせて頂いたりもしています。

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