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シニア犬用ドッグフードのおすすめ商品を専門家が選定

※本ページはプロモーションが含まれています。

「うちの子はそろそろシニア?どんなドッグフードが良いのだろう?」

愛犬が高齢期に入り健康により気を付けたドッグフードを与えてみようと思い、新しいフードを探している飼い主さんのために、シニアの健康と特徴に合うおすすめドッグフードを専門家と選びました。

シニア犬・高齢犬に適したドッグフードの選び方

愛犬が高齢になったら、その年齢に適したドッグフードを選んであげましょう。まずは商品を選ぶ際に参考にして欲しいポイントを紹介していきます。

あやちゃん
成犬用とシニア用では与えるドッグフードを変える必要があるのですか?
運営者
mop
人間と同じように、犬も高齢になったら年齢に応じたドッグフードを選んであげることで健康維持にも役立ちます。

シニア用のドッグフードを選ぶポイントは4つです。

高品質なタンパク質が豊富なドッグフードを選ぶ

犬はシニア期になると、自然と運動量が少なくなっていきます。健康な体を維持する為にはある程度の筋力は必要不可欠ですので、運動量が減っても筋力が低下しないように、高タンパク質のドッグフードを与えるようにしましょう。

うちの犬はシニアだけど活発よ」と思われる方もいるかもしれません。

ただ、毎日一緒に生活をしていると気が付きにくいのかもしれませんが、成犬期と比較すると運動量は少なくなってきて、眠っている時間が増えているはずです。

運動量が減っても筋力を維持する為に、高品質なタンパク質を豊富に含んでいるドッグフードを選ぶようにしましょう!

低カロリーのドッグフードを選ぶ

タンパク質が豊富なドッグフードに加えて、カロリーも気にしたいポイントです。

シニア期になって運動量が減ると、それに伴って1日に必要なエネルギー量も当然少なくなります。成犬期と同じカロリー摂取を続けていては、肥満体型になり足腰に負担がかかってしまいます。

シニア期に入ったら、成犬期よりもカロリー摂取が少なくなるように、低カロリーのドッグフードを選ぶようにしましょう。

あやちゃん
シニア犬になると、運動量が減っていくのは大きなポイントですね。

消化がよい原材料を使用したドッグフードを選ぶ

シニア期になると、消化機能も徐々に弱くなっていきます。そのため、なるべく胃腸に負担のかからない消化のよい物が原材料のドッグフードを選ぶ必要があります。

犬は穀物類の消化が得意ではないと言われていますが、低価格のドッグフードのには、小麦やトウモロコシなどの穀物類を主原料として使われている場合が多くあります。

そのため、せっかく食べたドッグフードが消化しづらく愛犬に負担をかけてしまう可能性もあるため、なるべく消化吸収を考えられたドッグフードを与えるようにしましょう。

運営者
mop
トウモロコシなどの穀物が含まれていたら必ずしもダメなわけではなく、消化をしやすいように加工が施されてるドッグフードもあります。

高齢犬には消化性を考えたドッグフードを選びたいですね!

関節ケアを配慮したドッグフードを選ぶ

シニア期になると、関節も徐々に弱くなってきます。関節の動き役立つと言われる、グルコサミンやコンドロイチンの入っているドッグフードが高齢犬にはおすすめです。

必須成分ではありませんが、健康的に長生きしてもらう為には是非摂り入れて欲しい成分となります。

運営者
mop
犬も人間と同様に、シニア期になると様々な体の変化が見え始めます。私たちがそれを認識して、適切なドッグフードを用意してあげる必要が出てきます。

高齢犬になるとどんな変化があるの?

犬も人間と同様、シニア期になると代謝や様々な体の変化が見え始めます。

基礎代謝量が落ち必要なカロリーは減り、若い頃と同じような食事では、太りやすくなります。関節機能も落ち、そこに肥満が加わると、関節炎などの病気にかかりやすくなってしまいます。

獣医師
犬丸先生
基礎代謝が落ち、消化機能なども落ちるため、中には便秘などの症状が見られることがあります。

ドッグフードで健康に気を付けることが出来るの?

例えば便秘になった場合は、繊維質の多い食事にするなどドッグフードを変えることで、薬に頼らなくても症状を改善されることもあるので、シニア犬のドッグフードでの栄養バランスの調節は非常に大切なものです。

一般的なシニア犬用のドッグフードは、これらの事情を考慮し、カロリーを抑えてあるものや、お腹の調子を整える食物繊維などを豊富にしたり、あるいは関節の管理に役立つ成分を配合していたりします。

また、免疫力をサポートしてくれる原材料を含むものなどもあり、実に様々な特徴を持ったドッグフードがあります。ですので、シニア用だったらどれでも良いというのではなく、シニア犬個々の状態に合わせたものを選ぶことが重要です。

シニア犬(老犬)におすすめのドッグフード

あやちゃん
老犬用のドッグフードを選ぶポイントを考えたドッグフードはどんなものがあるでしょうか?
運営者
mop
シニア用のドッグフードはたくさんあり迷ってしましますよね!ここからは専門家と選んだシニアにおすすめのドッグフードを紹介します。

ブッチドッグフード

最近話題の冷蔵庫で保存するソーセージのような形状のチルド型のドッグフードです。

アメリカなどでもユーザーが増加中のミートフード
国内のドッグフードと言えばカリカリのドライフードか缶詰タイプのウェットフードですが、ニュージーランドではメジャーな形式でブッチはミートペットフード界最大のシェアを誇っています。

シニア犬も食べやすく消化に優しい
シニアは歯のトラブルなどでご飯が食べづらくなってしまうことがあります。
そのためドライフードをふやかして与えたり、食べやすく工夫する必要がありますが、ブッチでは生肉と同じ水分量である70%程度の水分を含んでいるため、食べやすく内臓への負担も軽減されます。

原材料の品質が高く健康的
チキン・ビーフ・フィッシュなどの動物性タンパクを約80%で構成されているため消化吸収の負担が最小限のお肉が主体のフードです。

3種類から好みに合わせて選べる
ブッチのドッグフードはビーフ・ラム・チキンを混合して使用しているブラックレーベル、チキンを原材料の8割使用したホワイトレーベル、チキン6割、魚を2割使用したブルーレーベルの3種類から好みに合わせて選べます。

運営者
mop
ブッチは3種類が同時に試すことが出来るお得なプランが用意されています。

ピッコロ ドッグフード

ピッコロは、ペット大国と言われることがあるイギリスの専門工場にて、徹底管理のなかで製造されているシニア犬専用のドッグフードです。

シニア犬用ということもあり、高タンパクでありながら低カロリー・低脂質を兼ね備えたドッグフードとなっています。主原料のチキンやサーモンは勿論のこと、野菜や果物に至るまで全ての材料が、人が食べられることのできるレベルの物を使用しています。

小麦やトウモロコシを使用せず、合成保存料や着色料などの添加物を使用していない点からも、安心して与えることのできるドッグフードになります。

ピッコロの特徴
・主原料のチキンとサーモンは原材料の70%使用
・コンドロイチンとグルコサミンを配合
・添加物不使用

モグワン

モグワンは新鮮なチキンとサーモンを原材料の53%も使用されているので、上質な動物性タンパク質が豊富に含まれたドッグフードです。

また、人工的な香料や着色料だけでなく保存料なども添加物は一切使用していませんが、素材その物の美味しさから犬の食い付きの良さに定評があります

小麦・トウモロコシ・米などを一切使用しないグレインフリーでもあるので、シニア犬の胃腸にも優しく健康維持のサポートに役立つドッグフードだといえます。

モグワンの特徴
・全年齢用対応で小粒タイプだからシニア犬も食べやすい
・原材料は全てにおいてヒューマングレードの物を使用
・人工的な添加物と穀物を一切不使用

オリジン(シニア)

オリジンでは、その品質の良さから世界中で様々な賞を獲得している評判の高いドッグフードです。シニア犬用は「生物学的に適正」をテーマに、筋力が衰えてくるシニア犬の筋肉を維持する為に、タンパク質が豊富に含まれています。

主原料には、放し飼いで飼育された鶏肉と七面鳥肉・天然の魚・自然な状態で巣に産み落とされた卵を使用し、これらの使用量は全体の85%を占めています。残りの15%は、地元の畑や果樹園で収穫されたばかりの新鮮な果物や野菜を使用しています。

シニア犬用のドッグフードとしては、含まれているタンパク質の量が多く、他のラインナップ同様に穀物不使用のグレインフリーで、人工的な添加物も一切使用していない消化性にも配慮された無添加のドッグフードとなります。

オリジンシニアの特徴
・主原料である鶏肉や七面鳥を原材料の85%も使用
・野菜や果物は地元産で収穫された新鮮な物だけを使用
・グレインフリーで、人工保存料は不使用

ロータス(シニア)

ロータスでは「大切な家族だから、食事にこだわりたい」をコンセプトとし、オーブンベイク製法という独自の方法でドッグフードを製造しています。70~80度の低温でじっくりとオーブンで焼いて仕上げることで、原材料の栄養の減少を抑えるように工夫されています。

主原料には、ホルモン剤不使用のチキンを使用していますので低カロリーではあるのですが、タンパク質の平均的基準が22%とされているところから考えると、ロータスは18%と若干少なめではあります。

ただし、シニア犬の関節・皮膚・被毛・胃腸を健康的に維持する役割をしてくれる、コンドロイチン・グルコサミン・プロバイオティクス・ハーブなどが配合されています。

ロータス(シニア)の特徴
・栄養成分の減少を考えた独自のオーブンベイク製法を使用
・コンドロイチン、グルコサミン、プロバイオティクスを配合
・素材の香りが生かされ、食い付きに定評あり

ナチュラルハーベスト シュープリーム

ナチュラルハーベストは、自然の食材だけで栄養バランスを補えるように考えて、穀物の消化が得意ではない犬のためにグレインフリーとなっています。人工的な香料や保存料、着色料なども使用していません。

免疫力が低下してくるシニア犬の為にγリノレン酸の豊富な月見草油を配合し、オメガ6とオメガ3脂肪酸も配合しています。運動量の減ってくるシニア犬のことを考えた低脂肪・低カロリーのドッグフードです。

シュープリームの特徴
・グレインフリーで人工的な保存料が不使用
・主原料にはワイルドボアーとターキーの生肉を使用
・皮膚や被毛ことを考えてオメガ6とオメガ3脂肪酸を配合

K9ナチュラル フリーズドライ ベニソン

主要栄養成分(炭水化物、タンパク質、脂質)を動物性原材料のみで満たしており、本来、肉食である犬にとってより負担の少ないドッグフードです。

原材料のメインであるベニソンは低脂肪かつオメガ3やオメガ6などの不飽和脂肪酸が豊富です。不飽和脂肪酸は、体の酸化反応を抑える作用、つまり体の錆止め作用もありますので、成犬用のフードではありますが、よりシニアに適しているものと言えます。

不飽和脂肪酸は、熱や空気に触れると簡単に劣化してしまいますが、本製品はフリーズドライ製法で、熱を加えず加工されていますので、ベニソンに含まれる不飽和脂肪酸もドライフード加工のものよりもしっかりと摂取できるものと思われます。

ただし、フリーズドライのドッグフードは、ドライフードを長年食べ続けているシニア犬が、急に切り替えると便秘になることがあります。

これは、植物性の原材料が一般的なドライフードよりも少ないため、繊維質の量が少ないことなどが原因と思われますが、通常は時間が経って、体が慣れていけば自然に改善されます。中には重度の便秘症状に陥る場合もありますので、切り替えの際には注意が必要です。

また、K9ナチュラルはウェットタイプもありますので、フリーズドライよりももっと消化性の高いものを使ってあげたい時は、そちらを利用するのもお勧めです。

K9ナチュラルは非常に高タンパクなドッグフードですので、腎臓や心臓に問題のあるシニア犬は使用にあたっては、かかりつけの獣医師と十分に相談するようにしてください。

ジウィピーク エアドライ ドッグフード ベニソン

良質なニュージーランドの原材料を使用した動物性タンパク質豊富なドッグフードです。

シニアフードは、タンパク質を制限したものが多いのですが、それは腎臓や心臓の病気を持っている特定のシニア犬のみが適応されるものです。

一般的には基礎代謝量が落ちたシニア犬は、カロリーこそ制限する必要がありますが、その他の栄養成分まで制限する必要はなく、逆に良質なタンパク質を摂取すると良いという考えもあります。

年齢的にはシニアでも、健康診断などで異常所見が見られない犬は、ジウィのような、高タンパクなフードでも十分適応できると考えます。

ただし、基礎代謝が落ちると消化機能も落ちますので、タンパク質の消化を助ける機能は必要です。

ジウィに含まれるグリーントライプ(草食動物の消化管細菌をたくさん含んだ部位で、犬の消化を助ける機能があります)や、ジウィの消化性の高さは、シニア犬により適したものと考えられます。

また、ジウィは同じコンセプトのウェットタイプのものもあります。より消化の良いものを食べさせたい場合は、そちらを使ってあげるのもお勧めです。

ロイネス 犬用 鹿肉

鹿肉をメインに使用したウェットタイプ(レトルトタイプ)のドッグフードです。

鹿肉は低脂肪かつ不飽和脂肪酸が豊富なため、様々な代謝が低下しているシニア犬には適した食材と言えます。また消化を助けてくれるビール酵母も配合しているため、ウェットタイプでもより消化性に配慮した設計になっています。

ただし、ジャガイモやかぼちゃなど植物原材料も豊富なため、より犬本来の食事にこだわりたい方には、物足りない組成かもしれません。

ロイネスは、動物性タンパク質が豊富な良質なドッグフードと比較すると、タンパク質やミネラルのリンが低めに設計されています。これは心臓や腎臓などに問題のあるシニア犬にも配慮された設計です。

もちろん、総合栄養食の基準は満たしていますので、病気を持たないシニア犬でも食べさせても問題ありません。ただし、病気のシニア犬に食べさせる時には、必ずかかりつけの獣医師に相談した上で使うようにしてください。

ナチュラルハーベスト シンプレックス ホース

動物性原材料を豊富に使用したウェットタイプのフードです。

また、原材料のホースは、低脂肪な食材のため、シニア犬になっても犬本来の動物性タンパク質をしっかりと摂取させたい方にはお勧めのフードです。

また、ウェットフードは消化性が高いだけでなく、水分も十分に摂取することができますので、栄養バランスだけでなく、消化や水分摂取についても本来の食事に近い形になりますので、様々な機能が衰えてくるシニア犬にとって体への負担が少なくなります。

ただし、ナチュラルハーベストは一般的なドッグフードの中では高タンパクなフードですので、シニア犬でも腎臓に問題がある場合、高タンパク食は腎臓に負担をかけてしまいますので、注意が必要です。どうしても食べさせたい場合は、かかりつけの獣医師と十分に相談の上で使うようにしてください。

また、ナチュラルハーベストシンプレックスはオールステージのドッグフードですが、オールステージのものは、基礎代謝が落ちてきたシニアにとっては、太りやすいフードですので、給与量に関しては十分注意して調節することが重要です。

トライプドライ グリーントライプ&バイソンフォーミュラ

草食動物の消化管細菌を豊富に含んだグリーントライプを使用したドッグフードです。

グリーントライプは、いわゆる発酵食品に近い食材で、グリーントライプ自体にも良質な栄養成分が含まれていますが、それに加えて消化性を高める働きが期待できます。

そのため、基礎代謝が落ちて、消化機能も弱くなっているシニア犬にはより使いやすいドッグフードと言えます。

またとライプドライはグリーントライプだけでなく、七面鳥のお肉も豊富に使用しており、動物性タンパク質もしっかりと摂取できる良質なドッグフードと言えます。

さらに原材料は全てヒューマングレードの高品質なもののみを使用しているとのことですので、安全性に関しても非常に良いものと思われます。

ただし、とライプドライはオールステージタイプのドッグフードですので、一般的なカロリーを制限したシニア用フードと比較するとやや太りやすいため、食べさせる量に関しては細かな調整が必要になります。

また、タンパク質の割合も多いため、腎臓を患っているシニア犬での利用は控えた方が良いでしょう。

ただし、近年はグリーントライプのような、犬の腸内細菌に有用なものが、シニア犬にとっても非常に役立つような報告もありますので、利用にあたってはかかりつけの獣医師と相談するようにしてください。

シニア犬のドッグフード選びで迷ったらまずはこちら

あやちゃん
ここで紹介した商品以外にもたくさんシニア向けの商品があって何を選んだら良いかわからないです。
運営者
mop
愛犬の状態にもよりますが、迷った方にまずは「ブッチドッグフード」をおすすめします。

ブッチは初回購入に限り、お得なトライアルセットが用意されており、味が異なる3種類がセットで通常4374円のところを3000円でお試しできます

・シニア犬になり消化吸収良いものを探している
・ドライフードが食べづらくなったので柔らかいフードを探してる
・添加物が多いドッグフードは避けて良質なものを与えたい

という方は最近話題の「ブッチ」をお試ししてみてはいかがでしょうか?

様々なブランドが老犬用のドッグフードを販売しており、それぞれ良し悪しはありますが、最終的には愛犬が喜んで食べてくれるかどうかだと思います。

そんな愛犬が喜ぶドッグフードをぜひ見つけてみてください。

シニア犬用のドッグフードの特徴とは?

運営者
mop
シニア用のドッグフードはシニア犬に生じる特徴を考慮して設計されています。

1.カロリーが制限

まずはカロリーの制限。シニア犬の多くは、基礎代謝量が落ちているため、若い時と同じようにカロリーを摂取していると、肥満症など重大なリスクを背負うことになります。そのため、シニア用のドッグフードの多くでカロリーが抑えられています。

2.塩分が少なめ

さらに、心臓や腎臓の病気では、その多くで塩分の制限が有効だと考えられていますので、塩分(塩化ナトリウム)も制限されていることが多いです。

3.タンパク質やリンの含有量が少なめ

慢性腎疾患では、たんぱく質やリンの摂取量を抑えることも大切ですので、シニア用のドッグフードではこれらの含有量が抑えられているものも多く販売されています。

4.間接ケア用の成分配合

関節が弱くなることも多いため、関節の構成成分であるコンドロイチンやグルコサミンを強化し、少しでも関節機能の維持に役立てようとして作られているシニア用フードや、免疫力を維持させる目的で、アガリクスなど免疫調整作用のある成分を含んだものもあります。

運営者
mop
これらの特徴は、すべてのシニアフードに備わっているわけではありません。それぞれのシニア用フードで特徴は異なりますから、必ずフードのラベルなどを確認して、あなたの犬にあったフードを購入するようにしましょう。

シニア犬用のドッグフードに切り替えるタイミング

ドッグフードの年齢表示だけを参考にしない

一般的にシニア犬用ドッグフードは、切り替えのタイミングを年齢で表示しています。ほとんどが7歳以上で切り替えるような表示が多いと思います。中には超高齢犬用として、10歳以上と表示されたものもあります。

しかし、個人的には年齢だけでシニア用に切り替えるのは、少々無理があるのではないかと考えています。

人間でもそうですが、同じ年齢でも、代謝量や運動量、病気の罹患状況は十人十色です。つまり、年齢の割に若い犬では、7歳になったからといって、必ずフードを変更しなければならない、ということは一切ないのです。

しかしその一方で、様々な病気が見つかってから切り替えていては遅すぎます。

愛犬の状況を見て判断しよう

日頃からの犬の観察と、定期的な動物病院での健康診断の結果に基づいて判断してあげることが重要だと考えています。健康診断で明らかに異常所見が認められれば、たとえ症状がなくても、シニア用フードに切り替えることで、元気で健康な状態がより長く続くと考えられます。

さらには、日常生活の中で「いつもよりお散歩量が減ったな」とか「元気よく走り回ることがなくなってきた」「顔周りの毛が白くなってきた」などのというような状態が認められば、シニア用フードに切り替えるタイミングかもしれません。

シニア用ドッグフードへの切り替え方

シニア用フードへの切り替えに限らず、ドッグフードを別の種類に切り替えるときは、一気にすべての食事を新しいものに切り替えると、嘔吐や下痢などの消化器症状を引き起こすことがありますので注意が必要です。

現在のドッグフードに混ぜて少量づつ与える

ドッグフードを切り替えるときは、今まで食べていたドッグフードに少しずつ新しいフードを混ぜていくようにします。そして、徐々に新しいフードの割合を増やしてあげて、食べ具合やうんちの状態にもよりますが、およそ一週間ほどで完全に新しいフードに切り替えるようにしてください。

例えば、最初の2日は今のフードと新しいフードの割合を7:3くらいで様子を見ます。特に問題なければ、次の2日間で、5:5にし、さらに次の2日で今度は今のフードと新しいフードの割合を3:7にする、といった感じです。

食いつきが悪い時は少量のトッピングを加える

どうしても食べたがらない、あるいは食いつきが悪いときは、少しトッピングをしてみるのもいいかもしれません。しかし、トッピングが多かったり、あるいはいつまでもトッピングを外せないでいると、せっかくシニア用に設計された栄養バランスが崩れてしまいますので、なるべくトッピングは切り替え期間だけ、少量で行うようにしてください。

合わない場合は別のドッグフードを試す

食いつきが悪い理由の中には、本能的にフードが体に合わないのを察知しているからかもしれません。そのときは、別のシニア用フードを試してあげましょう。そのため、フードを切り替えるときは、最初はなるべく少ない量のフードを購入するようにしてください。

切り替え後は適正量をチェックする

さらには、フードの種類が変わると、消化吸収量が変化することもありますので、フードを切り替えてから2~3ヶ月は、体重と体型を必ずチェックし、適正な量を確認するようにしてください。

老犬の食事に関する注意点

シニアの食事は、シニア用フードを取り入れることのほかにも、いくつかポイントがあります。

1回の食事量を減らし食事回数を増やす

まずはシニアになると、消化機能が低下しますので、一度にたくさん食べると胃腸に負担がかかることがあります。ですので、一回の食事量を減らし、その分食事の回数を増やしてあげます。

もちろん、極端に増やす必要はないのですが、1日2回だった場合は、3回から4回に増やしてあげると良いでしょう。

十分にふやかして与える

また、食事をドライのまま食べさせるよりも、水分を含ませた方が消化性は高まりますので、より消化力をアップさせたい場合は、十分にふやかしてあげるようにしてください。

ただし、この時に早くふやけるからといって、熱湯を使ったり、電子レンジで強い熱をかけてしまうと、ドライフードの中の栄養分が壊れてしまうことがありますので注意が必要です。

食べやすい高さにフード皿を置く

さらには、シニアでは関節や背骨の柔軟性が低下することがあります。その場合、食事の姿勢が辛くなることもありますので、頭を下げなくても食べることができるよう、台を置いて食器を上げてあげるなどの工夫が有効なこともあります。

まとめ

少しでも健康的に過ごすために、食事に気をつけてあげることは非常に大切なことです。まずは犬の健康状態をきちんと把握し、その状態に合わせて、適切なドッグフードを選んであげるようにしましょう。

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Myドッグフード管理人のmopです。 Myドッグフードは獣医師さん、ペットフードアドバイザー、愛犬家と作る「愛犬のご飯」をテーマにした情報サイトです。 愛犬家でもある管理人が展示会やペットショップで仕入れた最新情報やドッグフード毎の悪評や口コミを紹介します。他にも色んな犬種の飼い主さんにインタビューさせて頂いたりもしています。

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